正座は膝に悪い?

正座は膝に悪い・・・それ 間違いです!

正座の画像

正座をすると「足が短くなる」あるいは「足が曲がる」「足が太くなる」などという話を聞いたことのある人は多いでしょう。
また、正座は「膝に悪い座り方」だと信じている人も多いと思います。

でも この手の話は皆 真っ赤な嘘、と言うか ただの「迷信」です。

長時間の正座を強いられる歌舞伎などの伝統芸能の人達を見れば分かりますが 彼らが職業病で膝が悪い なんて話は聞いたことがありません。

正座について研究してきた医師や理学療法士も「正座は下肢にとって、最高のストレッチである」と口をそろえますし、新潟大学での疫学調査でも「正座は膝の疾患とは何の関係も認められない」という結論に達しました。

正座を毎日の習慣にしている人で足の変形、下肢の発育が悪かった症例は ただの一例も無かったそうで、むしろ正座は健康に良いという判断だったそうです。

「正座で膝が痛くなった」という人がいますが、これも違います。
正座で膝が悪くなった のではなく、膝が悪くなってくると正座すると痛むのです。

そもそも、立っていれば膝に負担がかかりますが、下肢を折りたたんだ状態では膝には一切負担がかかっていないのですから 悪くなりようがありません。

横座りの画像正しい正座では決して膝は痛みません、ただし くずし正座の場合は違います。

女の子座りや横座りなどの崩した正座をしている場合は腰痛や膝の疾患で問題が出る可能性があります。
女の子座りはO脚の原因になりますし、横座りは骨の変形にまで及ぶ要因になることもあるのです。

正座の画像正しい正座は背骨がS字カーブを描く 一番立ち姿に近い自然な状態を保てる 身体に最も負担が少ない理想的な座り方です。

これは椅子に座った状態と比較してもそう、以外に思われるかもしれませんが 立っている状態よりも むしろ椅子に座っている時の方が腰への負担は大きいのです。

西洋人は重心が高いので椅子に座ると身体が安定しますが 日本人は重心が低いために椅子に座っても身体が安定しません。

身体が安定しない ということは「身体がリラックス出来ない」ということです。
居酒屋でも、テーブル席よりも奥座敷にある和室の方が盛り上がるのはこのためです。

ではなぜ日本人は 正座のせいで足が短くなったり足が曲がったりした、などという根拠の無い「」を信じてしまうのでしょう?

それは正座時の足のしびれからくるイメージで「正座は体に悪いことだ」と思い込み、自分の足が短いのも 曲がっているのも自分の普段の姿勢が原因だとは思いたくないために 他のせい、つまり正座のせいにしているだけなのです。

最近 世に出た加圧トレーニングというのは この正座時の足のしびれから思いついた新しいトレーニング法です。
これこそ正座時の足のしびれが身体に良い ということの証明ではないでしょうか。

とはいえ、正座は足がしびれてツライです。
そこで使われるのが正座椅子ですが、最近では非常に機能の良い携帯用の正座椅子があるようです。

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